一般社団法人日本熱帯医学会は、定款第5条に特別会員を定め、「本学会会員資格を問わず、本学会に特に功績があり、その発展に多大な貢献を行った者を評議員会で承認」し、特別会員証を授与しています。2020年10月31日の評議員会(同法人社員総会)で、尾身 茂先生、蔡 鍾一先生が特別会員に選ばれ、狩野理事長よりそれぞれの先生に特別会員証が渡されました(蔡先生には郵送)。
1978年自治医科大学卒業(1期生)。医学博士(1990)。地域医療の現場で医師として活動したのち、厚労省技官を経てWHO世界保健機関(WHO)西太平洋地域事務局(WPRO)に入る。1990年にはWHO-WPROの感染症対策部部長として地域のポリオ根絶達成に貢献し、1999年第5代地域事務局長(RD)に就任。その後再選され、10年間務めたRD任期中、SARS、鳥インフルエンザ対策を指揮し、結核対策を前進させた。2009年より自治医科大学教授、同年新型インフルエンザパンデミックの政府対策本部専門家諮問委員会委員長として国内対策を主導。2012年から年金・健康保険福祉施設整理機構理事長、2014年から地域医療機能推進機構理事長。2020年には新型コロナウイルス感染症対策分科会長として、国内COVID-19対策をリードしていることは、すべての日本国民が知るところである。ベトナム名誉国民賞(2000年)、小島三郎記念文化賞(2001年)受賞。
1976年ソウル国立大学医学部卒、1979年同大学医学修士、1984年同大学で医寄生虫学・博士号取得。以来、同大学医学部寄生虫学教室で長く教鞭をとり、1993年には東大医科研寄生虫学研究部で客員研究員として腸管寄生虫の免疫学研究に従事した経験がある。1994年からソウル国立大学医学部寄生虫学・熱帯医学教室教授。1999年〜2001年、韓国寄生虫学会理事長。2006年〜2009年、韓国医学アカデミー基礎部会長、韓国医学会常任理事、2008年には第17回世界熱帯医学・マラリア学会(ICTMM)大会長などを務める。2016年から、ソウル国立大学名誉教授。2018年には第14回世界寄生虫学会(ICOPA)大会長、世界寄生虫学者連盟(WFP)会長を務めた。現在、世界熱帯医学者連盟(IFTM)財務担当理事。蔡教授は、長く日本の寄生虫学者・熱帯医学者との交流を深め、上記2つの国際学会を主宰して日韓の学術の発展に大きく寄与した。
帯広畜産大学 原虫病研究センターから特任研究員の公募のお知らせがありました。
令和2年12月28日(月)必着
日本医学会から「臨床研究法施行規則の施行等について」の一部改正について、周知依頼がありました。
帯広畜産大学 原虫病研究センターから共同利用・共同研究拠点事業 「マダニバイオバンク整備とベクターバイオロジーの新展開」 特任研究員の公募のお知らせがありました。
令和2年6月19日(金)必着
帯広畜産大学 原虫病研究センターから特任研究員の公募のお知らせがありました。
令和2年7月31日(火)必着
グローバルヘルス合同大会2020 は、2020年11月1日(日)〜3日(祝・火)に大阪大学吹田キャンパス(コンベンションセンター、銀杏会館)で開催すべく準備を進めていますが、新型コロナウイルス感染症とその対応のグローバルヘルスに焦点を当てた“オンライン合同大会”を開催することに決定しました。開催の具体的方法は、随時大会ホームページでご連絡します。
一般社団法人日本医学会連合/日本医学会の加盟学会として、本提言に賛同いたしました。
「日本学士院エジンバラ公賞」は、自然保護、種の保全の基礎となる優れた学術研究に対して隔年に1件授与されます。1987年に、エジンバラ公フィリップ殿下が日本学士院の名誉会員となったことにちなんで創設されました。例年6月に、天皇皇后両陛下ご臨席のもとに授賞式が開催されます。
理事長挨拶「日本熱帯医学会60周年と将来に向けて」を掲載しました。
「大山健康財団賞」は、開発途上国で長年医療協力に尽くし、特に感染症対策に尽力した医療関係者に贈呈されます。授賞式は新型コロナウイルス感染症の蔓延のために、中止になりました。
日本熱帯医学会は、本会に所属する研究者によってなされた熱帯医学に関する顕著な業績を讃えるために、日本熱帯医学会賞を設けています。日本熱帯医学会賞選考規程第4条にもとづき、平成31年度日本熱帯医学会賞にふさわしい候補者の指名をお願い致します。基礎または応用研究において顕著な成果を挙げ、学術上の貢献が著しいと認められる候補者を指名していただければ幸いです。
なお、これにより指名されたものにつき、日本熱帯医学会賞選考委員会において受賞者の選考が行われる事となります。
※詳細は日本熱帯医学会賞選考規程をご覧下さい。
※選考委員会委員も推薦人となることができます。
2020年2月28日(金)(消印有効)までに上記1、2をそろえて、指名者から日本熱帯医学会事務局までご送付下さい。
〒852-8523 長崎市坂本1丁目12-4 長崎大学熱帯医学研究所内 一般社団法人日本熱帯医学会事務局 日本熱帯医学会賞 選考委員会委員長 狩野 繁之
日本熱帯医学会では、故相川正道博士のマラリア学における功績を記念して、マラリア学の発展に寄与した研究・業績に対して「相川正道賞(MASAMICHI AIKAWA MEDAL)」を設けています。
詳細は、相川正道賞(MASAMICHI AIKAWA MEDAL)選考規程をご覧ください。
※選考委員会委員も推薦人となることができます。
2020年2月28日(金)(消印有効)までに上記1、2をそろえて、指名者から日本熱帯医学会事務局までご送付下さい。
〒852-8523 長崎市坂本1丁目12-4 長崎大学熱帯医学研究所内 一般社団法人日本熱帯医学会事務局 日本熱帯医学会相川正道賞 選考委員会委員長 狩野 繁之
日本熱帯医学会は、本会に所属する若手研究者による熱帯医学に関する独創的研究を奨励するために、日本熱帯医学会研究奨励賞を設けています。日本熱帯医学会研究奨励賞規程第4条にもとづき、平成31年度研究奨励賞候補者の指名をお願いいたします。これにより指名されたものにつき、研究奨励賞選考委員会において、受賞者の選考が行われることになります。基礎、臨床を問わず、幅広い分野からできるだけ多くの熱意ある若手の候補者を指名していただければ幸いです。また、いわゆる「欧米一流誌」に掲載された論文に必ずしもこだわるものではありません。
2019年12月末日を最終期限とし、その日から過去2ケ年間に日本熱帯医学会雑誌または他の関連雑誌に掲載公表された、優れた原著論文の著者に与えられる。ただし、日本熱帯医学会雑誌以外の場合は、その内容が本人により本学会大会で発表されていることを要する。
※詳細は研究奨励賞選考規程をご覧下さい。
2020年2月28日(金)(消印有効)までに、上記1〜4をそろえて、指名者から日本熱帯医学会事務局までご送付下さい。
〒852-8523 長崎市坂本1丁目12-4 長崎大学熱帯医学研究所内 一般社団法人日本熱帯医学会事務局 日本熱帯医学会研究奨励賞 選考委員会委員長 狩野 繁之
日本熱帯医学会は、熱帯医学の分野で国際的な業績を上げている女性に対して、日本熱帯医学会女性賞を設けています。日本熱帯医学会女性賞選考規程第4条にもとづき、2020年度日本熱帯医学会女性賞にふさわしい候補者の指名をお願い致します。
※詳細は日本熱帯医学会女性賞選考規程をご覧下さい。
※選考委員会委員も推薦人となることができます。
2020年2月28日(金)(消印有効)までに上記1、2をそろえて、指名者から日本熱帯医学会事務局までご送付下さい。
〒852-8523 長崎市坂本1丁目12-4 長崎大学熱帯医学研究所内 一般社団法人日本熱帯医学会事務局 日本熱帯医学会女性賞 選考委員会委員長 狩野 繁之